趣味の一つとして沖釣りを楽しみませんか・・・




これから「沖釣りをはじめよう」という方へ
沖釣りとは・・・
はじめに、 「釣り」 にも 色々あるでしょうが、ここでいう 「釣り」とは、お魚を相手にする いわゆる「魚釣り」のことですので お間違えのないように!
近年は、環境整備 や 公害、 海洋汚染、 乱獲、などなど お魚さんにとっては住みにくい世の中(海の中)になっているのか・・・?
残念ながら いろいろな魚が少なくなってきている様です。が しかし まだまだ楽しめる釣りはたっくさんありますよ!
釣りは、趣味として 長く 付き合っていける「アウトドアスポーツ」の 一つです。ジャンルも色々、楽しみ方も色々!自分自身に 合った釣りを思いっきりエンジョイしましょう!
ロッドアートは、釣りの中でも「沖釣り」を例に、静岡県は遠州灘の遊漁船による沖釣りについて お話をさせていただきます。
沖釣りは高い安い?
沖釣りってホントに高いの?・・・
「沖釣りはお金がかかるのでは?」と よく聞かれますが、どんなことでも お金はかかります。
沖釣りをはじめるにあたっては ある程度の出費はこころしてください。道具については次に お話しますが、決して 「高額な道具」 が釣れるというものではありません。 あくまで 「必要最小限」 でかまいません。
道具が揃ってしまえば あとは 1回1回の釣りに掛かる船賃 や 餌代・ ハリス・針・サルカン等金具 といった消耗品の補充といったところでしょうか。
ちなみに 「ロッドアート」 のお世話になっている釣り舟は1回1万円 から 1万5千円位 (釣りモノで違います) です。1日楽しんで 料金が1万5千円は 高い?それとも 安い?
また 楽しんだ分以外に 「釣れた魚の価値」 をかんがえると、例えば 型の良いイサキは スーパーで 1尾800円 から高いときで1300円!時には これが 80匹 とか 100匹 とか釣れます。天然ヒラメは 1kgあれば、活きたままでは5000円は下らないでしょう。 アマダイは 1.5kg あれば1万円くらい・・・
それ以外にもオニカサゴ や 赤ムツ や アラ や アコウダイ などなどスーパーではめったに並ばない あるいは 全く並ばない高価で貴重な魚がいっぱいあります。
贅沢ではありますが、これを料理して食べるのですから、この分の価値も含めて考えてみるといかがでしょう・・・?あとは ご自身の考え方次第です。皆さんは どう考えますか・・・?
沖釣りは道具の準備などが大変では?
以外に簡単な沖釣り その道具類とは・・・
次によく聞かれるのは 「沖釣りは行く時に準備するものが多くて大変なのでは?」 ということです。大げさに考える必要はありません。
実際に船に乗り込む時の「ロッドアート」のスタイルはというと、
★帽子とカッパ
★ライフジャケット(救命器具)
★ブーツロッドアートのはただの長靴
手荷物はというと
②クーラー
③バッテリー(電動リールの場合)
④お買い物カゴの4つです。
* ④のお買い物カゴの中味は次の通りです。
タックルケース | 各種道具、仕掛け、オモリ、ハリ、ハリス、小物入れスナップ などなどが入ってます |
ロッドキーパー | 船によっては装備してある船もあるので必要に応じてもっていきます |
オモリ | 釣り方により必要号数を必要数 |
ナイフ | 釣った魚を〆る(血抜き)するのに使います |
ハサミ | オニカサゴのトゲを切ったり、ハリスを切ったりします |
プライヤー | ハリを外したりする時に便利(口の硬い魚のハリをはずす時には便利) |
ハンドギャフ | 船内に上げた魚を扱う時に便利 とくに 毒魚・サメ・大型魚 などを扱う時 |
グローブ | 手を守るために(糸が手に食い込む あるいは 防寒用 として) |
他 | 天秤、コマセカゴ などタックルケースにはいらないもの |
お弁当・お茶 | 必要量 |
道具は必要最小限にすれば、コンパクトにまとまります。コンパクトにすれば意外と苦になりませんよ!
まず クーラー、ウェア、小道具の準備をしよう!
竿やリールを買う前に その他のモノを買い揃えよう!
まずウエア・ブーツ・レインウェア (カッパ/救命具/帽子/ブーツ(長靴)/グローブ)そして クーラーBOX 40L前後で 長細いものが 範囲が広く使いやすいです。
あくまでも 管理人ホームグランドでのお話です。交通事情や運搬の仕方で違います。最初は、出来るだけ汎用性のあるものを購入してください!
小道具に合わせてケースを準備!次に ケース・道具箱 (プライヤーやハサミ 等など)をそろえましょう。
実は、これだけあれば 釣りには行けるのです。 (ほとんど大丈夫です)というか、ここまで揃ったら、出来れば1回でも多く釣りに行って見てください。
釣り船で借りることもできるモノがあります!釣船には、別途料金ですが事前にお願いしておけば、貸道具 や 仕掛けを用意してくれる船 があります。
(大体の船は用意があるはずです)。
プロの遊漁船の使う道具がどういうものか、よく見てきていただきたいのです。(竿の長さ・調子・仕掛けのバランスなど)
高額な竿とリール関係は、それから揃えたほうが間違いが無く良いと思います。竿やリールを購入する前に、とりあえずどの船に乗るか決めたら、あまりあちこちの船に乗らないで自分の決めた船に乗るようにした方がよいでしょう。
遊漁船の釣りの場合、竿や仕掛けは、乗る船によって変わってくる場合があります。(船の構造や船長の操船の仕方などによって)
船の船長さんの釣らせ方の違いで 道具立ても若干変わってくる場合があるので 最初からあちこち船を渡り歩いていると、道具選びに迷ってしまいます。また釣り方も 覚えるのに時間が掛かってしまったりもします。


気になるのは遊漁船選び!
安全で気持ちよく遊ばせてもらえる船を選ぼう・・・
実際に釣りに行っている人に聞いたり、情報誌を参考にしたり、あるいは 暇な時に 港に見に行ってもいいでしょう。
ちなみに 管理人が薦める 遊漁船の必須条件は、
①「法的に営業許可がある」
(漁業組合に所属し、保険に加入している など)
②「船長が親切丁寧である」
(至って当たり前も条件です・・・)
③「船が整理整頓されている
(整理整頓されている船は機関部のメンテも行き届いているので安心)の最低限の3項です。
更に 料金が安くて 腕がよければ 言うことなしです。まあ いたってあたりまえのことです。
船長自身に「客商売である」という自覚があれば大丈夫です!
管理人の勝手な遊漁船選びの基準 としてもうひとつ「楽しく遊べる遊漁船」 というのがあります。
数ある遊漁船の船長さんの中には、 素人さん を 馬鹿にしたり 怒鳴ったり といった心無い人もいます。大変に残念なことですが、そういう苦情めいた話をよく聞くのは事実です。
お客に対して 無愛想で 不機嫌な態度をとったり、予約・乗船しても 「有難うございました・・・」の一言も言わなかったり、横柄な態度をとったり というような思い上がった船長は、お客商売 ということを 忘れてしまっています。我慢できる方は、そんな船でもいいでしょうけど・・・ o(^-^)o)
その日を楽しくさせてくれて、「客商売だという自覚のある船長」の船、こういった船の”ポイント”は非常に高いと管理人は思います。常連さんや 仲間内の話をよく聞いて 「安全に楽しく遊べる遊漁船」を選びをしましょう。
遠州灘の四季の釣り
遠州の釣りを少しばかりご紹介いたします。
ではここで少し遠州灘の四季の釣りをご紹介します。 「Rod Art」の1年を通しての釣りをお話いたします。年により、時期的なズレがあるものの、概ね以下のような具合です。
一年を通して、色々な釣りものがあるわけです。その気になれば、オフシーズンなるのもは存在しなくなってしまいます。
1月から3月は、海は真冬、遠州の空っ風で ほとんど出船は出来ません。月に5日前後出れれば御の字(カナ?)
4月くらいから、天候も安定しだし、また水温の上昇とともに、様相も変わってきます。
初心者の方には、この時期からの釣りをお勧め致します。この時期から、10月一杯いくらいまでが、比較的すごしやすく また いろいろな魚釣りを楽しむことが出来ます。
「コマセ五目釣り」だけでも タイ、イサキ、アジ、サバ、イナダ(ワラサブリ)というように魚種も豊富で楽しめます。
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
アカムツ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ||||||
アコウダイ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | |||||||
アマダイ | ◎ | ○ | ○ | |||||||||
アラ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ||||||
イサキ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ||||||
カサゴ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
カツオ | ○ | ○ | ○ | |||||||||
スルメイカ | ◎ | ◎ | ||||||||||
タチ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | |||
ヒラメ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | |||||||
マダイ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | |
ワラサ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||
コマセ五目 | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
とっかかりはコマセ五目がお勧め!
まずは 魚を釣って楽しもう!それにはコマセ釣りが一番!
しかし、はじめから全てをやろうとすると、何かと無理も出ますので、「Rod Art」としましては、取っ掛かりは、「コマセ五目釣り」 をお勧めいたします。
時期的にも、春から秋にかけての釣りになりますし、釣れる魚も、「イサキ」、「アジ」、「サバ」といった比較的釣り易く、沢山釣れるものが良いと思います。
コマセ釣りで練習して、次に底モノのカサゴ、アマダイ、ヒラメなど更に新たなる釣りにチャレンジして下さい。
くれぐれも、狙うものは同じでも、地方によって、仕掛けや釣り方などに違いがある場合がありますので、遊漁船の船長さんや常連さんの話を良く聞いてみてください!
テレビや雑誌の情報も良いですが、場合によっては、いろいろとズレがあります。
まずは、地元の釣り方を試してください。
遊漁船の予約の仕方
初めて予約するときは、この章を参考にしてください。
では 次に遊漁船の予約の仕方について簡単に説明します。出船中に、電話予約をすると、何かと間違いの元です。
船長帰宅後、19時すぎ~20時くらいまでに問い合わせるのが よいと思われます。(時間帯は船長さんによって違います)
自宅あてに電話予約できる船長さんのお宅の場合はこの限りではありません。
遠州地方の昼間の釣りの場合、翌日出船の最終決定を19時前のNHKの天気予報で決めます。(大体同じパターンです)
翌日予約のお客さんは、最終確認の電話を概ね19時過ぎにいれます。 そこら辺りで電話するのが確実だと思われます。(地域差や釣りモノで時間帯は違います) とにかく、「間違いなく伝わる時間帯に予約する」のが鉄則です。
さて、実際に予約するときには、次の点をハッキリさせておきましょう。
①希望する釣りは?
②予約人数は(氏名・電話番号など)
③乗合なのか仕立て(貸し切り)なのか?
④その他 道具立ての確認 (錘の号数・仕掛け などなど)
また、料金等が気になる場合には、この時にハッキリと確認しておきましょう。 とまあこんな感じです。予約をしたら、あとは当日の天候が良い事を祈るだけです!
✖✖✖ 絶対にやってはいけないこと ✖✖✖
①同時に複数船に予約を入れる行為
同時予約をして 当日の状況の良い方に行き、他方はドタキャンする行為
②無断キャンセル
何の連絡もしないで当日釣りに行かない行為。不測の事態で その時 連絡が取れなかった場合でも、事後に必ず連絡を入れてくださいネ。船によってはキャンセル料が発生します。
非常識な行為を繰り返すと、その船どころか 港から出入り禁止を言い渡される場合もあります。
釣行当日現地での段取りは・・・
初めて一人で 釣りに出るときは ここを参考にしてください
次に当日、港に集合後の段取りはというと、集合時間のいくらか前に現地に到着したら、まず乗船準備をしましょう。
服装の準備として、カッパ、ブーツ、救命具次に、道具の移動をしておきましょう。
遊漁船の近くにロッド、クーラー、タックルケース などなどを移動させておきましょう。
くれぐれも出港準備の邪魔にならない位置に・・・(船の まん前は 準備の邪魔 になることがあります。)
そうこうしている と 船長が来ます。(おはようございま~す)。
席順選びの くじ引き や じゃんけん をすると思いますので、指示に従って迅速に行ってください。この辺の段取りは船によって違いますので、はじめて乗る場合には周りの人に合わせて動いてください。
場所が決まったら乗船です。 船による違いもありますが、やり出し1か所からの乗船の場合は、トモ側の席の方から順次速やかに乗船しましょう。 最初にミヨシ側の方から乗船し、荷物を配置してしまうと動きずらくなる場合があります。
この時、潮によって船が高い位置に在ったり、乗船しづらい状況では、お互いに助け合って、まず2人3人が身一つで先に乗り込み、手渡しで荷物を乗せてください。
忘れモノがないように注意です。
船が岸壁に横付けの場合はどんどん乗ってください。
さて無事乗船まで完了したら、道具の準備です。船によって、釣りモノによって、どこまで準備するのか違いますが、釣り場に着いてから、餌付けをしてすぐ投入できる状態までにしておくのが一般的です。
この辺りも周りを見ながら合わせてください。後は 釣り場へ着くのを待つだけです! (ワクワク)
この時間が 期待感 があってなんともいえず 楽しいのですよ・・・
Rod Art(ロッドアート)からのご案内と参考資料
Information and reference materials
カスタムロッド工房 Rod Art では カスタムロッド・トローリングヘッドの製作を行っています。お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ はこちらまで。
フルオーダーのカスタムロッド。その一部のをご紹介します。
<ロッドアート>取り扱っているロッド素材(ブランク)の一覧表です。 参考資料です。
ボディーカラー・ガイド巻きに使われる カラーの一例です。 参考資料です。
ラッピング゙や 飾り巻きの事例を 画像で紹介しています。ラッピング・ネーム入れ・飾り など 皆様の参考になれば幸いです。
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釣りで必要な結び方、これだけ覚えていれば何とかなるという最低限の結び方をご紹介いたします。